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COLUMN あしラボ
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ビューティティプス 2019.08.23

今度こそかかとジプシーを卒業したい方に。

人知れずかかとの悩みを抱えている女性は、意外と多いと言われています。
具体的には、ザラザラになる、カチカチに硬くなる、白い縦線が入る、ひび割れるなど、程度のほどは様々ですが、どちらにしても人前で堂々と素足になれない状況であることは確か。
あらゆるフットケア製品でいくらお手入れをしてみても、いっこうに改善の兆しがない!なんていう経験、あなたにもありませんか?

実は、かかとを取り巻く環境は身体の他の部位に比べ結構複雑なのです。
今回はそんな「かかと環境」を正しく理解しながら、かかとジプシーを卒業するための、綺麗の法則を考えていきましょう。

かかとお悩みの原因は、大きく4つに分かれます。

原因その1:外的刺激

足裏は、私たちの体重を支えるために毎日頑張ってくれています。特にかかとは、もっとも圧力や摩擦のかかる刺激の多い場所。
そのため、身体のどこよりも角質を厚くし、クッションの役割を担っています。

ところが、刺激を受けて角質が厚くなりすぎると、皮膚は弾力をなくし硬いかかとへと一直線。
また、余分に増えすぎた角質が餌となって菌の温床にも。実はこれが足の臭いのモトになるというから大変です!
柔らかいかかと、清潔なかかとのためには、常に最適な皮膚の厚さを保つことが欠かせません。

原因その2:乾燥


足の裏といえば、蒸れやすくいつでもしっとりしていそうなイメージがありますよね。
でも、実はその逆。足裏は、とても乾燥しやすい環境にあります。

その理由は、汗腺はあっても皮脂腺がないという足裏の特殊な皮膚環境にあります。
つまり、汗は出ても皮脂はほとんど分泌されないということです。

通常私たちの肌表面は、皮脂が薄く膜を作ってくれることでバリアとなり、皮膚内部の潤いが逃げないよう守ってくれています。
しかし、皮脂腺のない足裏にはそのバリア機能がほとんどありません。
汗の役割は、体温を調節して肌を柔軟に保つこと。
残念ながら、汗では潤いを保つ役割は不十分なのです。

潤いをなくして乾燥したかかとは、ガサガサ、ザラザラなどの悩みへと繋がっていきます。
さらに、乾いて硬くなった皮膚が体重の重さに耐えきれず、ひび割れて血が滲むなんていう悲惨な状態に。
どうやら悩みを解消するには、潤いというキーワードは不可欠のようです。

原因その3:運動不足や足のポンプ機能の衰え

日頃、駅での電車の移動は迷わずエスカレーターに直行等となったりしていませんか?
足の巡りの要となるふくらはぎのポンプ運動は、正しい歩行や階段の昇り降り等でその実力が発揮される部位。
普段運動習慣がなかったり、ヒールの高い靴を多用していたり、階段を使用せずエスカレーターばかりを使用しているといった方は、ふくらはぎのポンプ機能があまり活用されていない状況にあるかもしれません。

ふくらはぎは別名「第二の心臓」とも呼ばれ、心臓から全身へと送り出された血液を足元から心臓へと送り戻す大事な役目があります。
ただでさえ女性の足元は腱が柔らかくぐらつきやすいので、足のポンプ機能も弱くなる状況にあります。
血液が全身に巡ることで新陳代謝を高め、お肌の生まれ変わりをサポートするので、巡りが悪いということは、お肌の再生リズムにも影響を与えてしまっているということがいえます。

原因その4:疲れやストレス

かかとの乾燥にストレス?と思われるかもしれないですが、ストレスはかかとの荒れに大きく影響を与えます。
加齢やストレス、紫外線などが原因で、お肌の再生力が衰えてくると、角質がはがれ落ちる機能が低下します。
その結果、古くなった角質が厚く蓄積され、かかとのカサつきが起こり始めます。

また疲れやストレスがたまると、体調のリズムを整える体内ホルモンのバランスが乱れ、その結果同じように、肌の新陳代謝やバリア機能が低下しかかとが分厚くなるというわけなのです。

年齢とともに年々踵のガサガサが気になってきたという方は、体の内側の新陳代謝の乱れにより、古い角質が溜まり、角質肥厚を引き起こしている可能性があります。
疲れやストレスを放置したままでいると、かかとにも影響してくるので、こまめにストレスを発散する、その日の疲れはその日のうちに取り除くなどのケアを習慣にしてください。

ツルツルかかとに必要なケアや習慣


さて、かかとを荒らす様々な原因がわかったところで、具体的にはどんなケアが必要でしょうか。

どうやら悩みを解消するには、適度な運動やリラックス、そして角質と潤いがキーワードになりそうですね。
運動やリラックスは道具がなくてもすぐに始められますが、その他は何かしらの対処法(適切なツールやパートナー)を見つける必要があります。

これまでありがちだったのは、軽石などを使って厚い角質を削るというお手入れ方法。
確かに増えすぎたものは取り去る必要がありますが「削る」という行為は皮膚にとって強い刺激となり、より一層角質を厚くし逆効果となることがほとんどです。
プロの手に委ねるのなら安心ですが、自己流ケアでは判断が難しいので、お肌に過度な刺激を与えず、優しく角質を取り去るケアを心がけましょう。

そして、気をつけるべきは、取り去った後のアフターケアです。
これまでフットケアに角質ケアだけを取り入れてきた方は、ぜひその先のケアに「保湿」をプラスしてみてください。
原因の中でもお話したように、足裏は非常に乾燥しやすい環境です。
角質ケアで余分なものを取り去るマイナスのケアをしたら、次には必ずプラスのケアが不可欠です。

今まで、お手入れしては挫折して…を繰り返してきた方こそ、マイナスとプラスを上手に組み合わせたフットケアを行ってみてください。
そしてこまめな保湿を中心としたかかとケアに切り替えてみてください。

ツルツルのかかとは、誰が見ても気持ちのいいものであり、足元まできちんとケアが行き届いていると、何よりも自分への自信と繋がり、毎日の生活も楽しくなります。

かかとの綺麗さは、若さと元気のバロメーターにも繋がっているので、日々のかかとを観察しながら、内側の状況もチェックし、正しいお手入れと自分にあったリラックスを方法を取り入れ、無理なく実践していきましょう。

できれば、お手入れは、週末にまとめてではなく、1日1分でも毎日続ける方が、綺麗への早道になります。

かかと美人=エイジレス美人。
一年中綺麗ななかかとをキープすることで、いつまでも外側からも内側からも若々しい自分でいたいですね。ぜひ保湿のお手入れ続けてみてください。

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