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COLUMN あしラボ
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MEN'sフットケア 2019.07.30

「かかと」の状態は若さと健康のバロメーターに

いつまでも若々しくいたい、ビジネスで高いパフォーマンスを出し続けたい。
そんな想いから、ご自身のヘルスケアを、日々の生活の中でしっかりと行っている男性が増えています。最近では「美容男子」という言葉もよく耳にする時代に。
女性だけでなく男性もカラダの内側のコンディションは、肌つやから見えてくるものです。
そして意外かもしれませんが、そんな肌つやをチェックする場所として「かかと」が、実は若さと健康のバロメーターを測る大事なパーツともいわれ、体の内側の状況を如実に表しているんです。

昨今は女性のみならず、「かかとのカサカサ」に悩む男性が急増中です。かかとというカラダの一部の肌トラブルがあるということは、いまの自分のカラダの内側に何かトラブルがあるサインになります。原因をしっかりと把握し一つづつ対処していきましょう。

30代を過ぎた男性であれば、ヘルスケアの一部として、肌そのものの仕組みやメカニズムをまずは理解していただくことが、状況を改善するのにも早道です。当然ながら理にかなったお手入れはよい結果を導きます。

そもそも何故かかとが乾燥するのか?

足裏そのものの構造上、足の裏には皮脂腺がないことが原因の一つになります。
顔や体には汗腺の他に皮脂腺がありますが、足裏には皮脂腺がありません。放って置おいて、細胞からの潤いサポートがへれば、真っ先に乾燥のリスクにさらされます。その上、足裏は、常にダメージと戦っています。

地面との衝撃や摩擦などのダメージを一手に受けとめてくれているのも足裏の皮膚です。その結果、顔の皮膚と厚さと比べると約20倍以上も分厚くなっています。

そして、多くの方にとって足は見えないし放っておいてもよいといった部位にあたるため放置されてしまっています。

それでも、若い頃は代謝が高く、肌の再生リズムも28日間と短サイクルでうまれかわっていたので、こんなお悩みは感じなかったでしょうが、年齢や様々な悪条件が重なってくると、肌の生まれ変わりのサイクルも40日60日と伸びてしまい、潤いとはかけはなれた分厚い角質がごっそりついたカチカチかかとが永遠の相棒になってしまうのです。

冬よりも夏の方がダメージが大きい!

家のなかで、フローリーングやカーペットを裸足で歩いていたり、踵のぶ厚い革靴で長時間過ごしていると、知らぬ間に足から大事な潤い成分が奪われていきます。
それら知らぬ間に奪われている乾燥が、かかとの荒れを悪化させる原因にもなっていたりもします。
また、もう一つ、夏場の「素足にサンダル履き」も要注意です! かかとと、サンダルが足裏から離れるたびに、サンダルがかかとを叩いている様な状況と似た環境を作り出し、外から刺激を与えてしまうので、足裏は、その刺激から肌を守ろうと皮膚が段々厚く硬くなっていきます。
実は、足裏には皮脂線がないため、ただでさえ乾燥をするのに、この様な刺激・乾燥等のWの悪環境が重なり、実は夏は冬よりもかさかさ、ガチガチになる要素がとても大きいのです。

乾燥以外の「カサカサかかと」の原因も理解

全身の細胞へ必要な栄養がしっかりと行き渡りにくい状態になると、「カサカサかかと」になるリスクが高まります。

運動不足がもたらすかかとへの影響

重要な原因に、運動不足があげられます。
これは男性にかぎらず、女性にもいえることですが、移動はほとんど車、もしくは駅でも階段を使わず、エスカレーター等に直行などを繰り返していると、全身の血のめぐりが悪くなり、肌の新陳代謝肌の再生リズムにも影響を及ぼします。
全身の代謝が落ちてくると、肌への影響もでてくるので、末端である足裏は、なおさらその影響をもろにうけてしまいます。

ストレスや睡眠不足、加齢等からもカサカサに。

かかとのカサカサとストレスが関係あるの?と思われるかもしれませんが、実は大いに関係があります。
肌の健康と血液の循環は密接な関係があり、ストレスや睡眠不足で自律神経のバランスが崩れることにより、血液のめぐりがわるくなるのです。すると、肌の再生リズムにも影響がでてきます。
さらには加齢からくるホルモンの減少がおこると、体内のお肌の水分保持能力も落ちてきます。
この様な小さな要因がいくつも積み重なることで末端の肌=「かかと」にも悪影響を及ぼすことへとつながるのです。

脱・カサカサかかとへの道のり

脱カサカサかかとになるためには、室内や室外でも極力素足でいる機会をへらし、靴下をはき足を保護するようにするなど、 ダメージを最小限にする事で、潤い貯金ができます。

生活スタイル全般をみなおす

複数の要件が重なり、今の状況がおこっています。総合的なライフスタイルを見直す事で肌の質も、かかともかわってきます。

かかとは保湿ファーストに

今起こってしまっている状況は、一つの要因だけではなく、複数の要件が重なり現象化しています。一度ライフスタイル全般を見直す機会を持つことで、肌の質も、かかともどんどんかわってきます。

かかとは保湿ファーストに

ファーストケアは削るよりも「保湿」を心がけること。
荒れたかかとを目の間にすると、すぐになんとかしたいと思い、保湿だけで状況が改善されるのかと思われがちですが、肌のメカニズムをご理解いただけたなら、保湿の意味も納得することができるでしょう。
また保湿も、週に1度にまとめてではなく、毎日1分でも小まめにケアする方が、得たい結果へとつながります。

もしここにあげさせていただいた様な改善策をおこなっても、一向に、カサカサが治らないという場合には、「かかと水虫」などにかかっている等、他の皮膚病にかかっている事が原因としてあげられるかもしれません。
また、冬だけでなく、夏場でもかかとがずっとカサカサが続いている場合も、同じことが考えられるので、すぐに皮膚科への受診をおすすめします。

自己流のケアは状況の悪化を長引かせてしまうだけなので、きちんと医師の診断をお仰ぎ、その指導に基づいたケアを行うことで、短期でお悩みが緩和されていきます。お肌の弱い方も同様です。

かかとは日頃お手入れしていない分、きちんとケアすることで見違える様に綺麗になります。そしてツルツルなかかとは気分も上がります。
「かかとがツルツルになり、周りに差をつけモテ足に!!」男性でかかとまでケアが行き届いている方はかなり少ないので、ぜひ周りに差をつけ、一足リードした快適習慣を手に入れて下さい。

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